室町砂場 日本橋本店@新日本橋 合鴨焼き・もり
・住所 東京都中央区日本橋室町4-1-13 砂場ビル
・電話 03-3241-4038
・時間 平日 11:30 - 21:00(L.O. ドリンク20:00)
土曜 11:30 - 16:00(L.O. 15:30)
・定休 日祝
創業明治二年、そばの百名店「室町砂場 日本橋本店」に行ってきました。室町砂場は天ざる・天もり発祥の店。日本橋室町の路地裏に約100席のゆったりとした大きな店構え。お店には平日の14:01着で、大半の席は埋まっているものの大箱ゆえ並び無し、すぐに座ることができました。
「酒を飲まぬくらいなら、蕎麦屋へなんぞ入るな」と池波正太郎は言ったそうだ。蕎麦前なくして蕎麦屋にあらず、なんて言葉もあるほど、蕎麦屋に欠かせないのが酒。お店の雰囲気や空気感を楽しみながら酒を飲み、ほろ酔い気分になったところで蕎麦をさっと手繰る。そういう大人にわたしはなりたい(それは宮澤賢治)
蕎麦屋酒といえば鴨焼きや出し巻き玉子に、まずは瓶ビールから日本酒という流れが好き。なので初手は必然的に合鴨焼きと瓶ビール。こちらの鴨焼きは「たれ」か「しお」が選べるので、後者でお願いした。塩焼きの鴨は、味に加えて肉質にも品があってどんなお酒にも合わせられます。
「もり」は、いわゆる二八そばですね。そば粉の香り、味わいを堪能できます。そば汁は濃口しょうゆの豊かな旨味を邪魔しないよう、鰹の風味を足すだけの昔ながらの製法を守っているそうです。蕎麦湯で江戸前のやや濃口なつゆの変化も堪能。良き。
2024年08月14日
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